富山市の内科,呼吸器科,消化器科,循環器科,小児科,心療内科,アレルギー科,リウマチ科

城石内科クリニック
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こだわり

西洋と東洋の医学を組み合わせ、西洋医学だけでは取りきれない症状もカバーしていきます

富山で昔から薬局を営む家に生まれ育ち、幼いころから漢方に親しんできました。そして西洋医学の内科、東洋医学の漢方、それぞれに研究と臨床を積み重ね、2つを組み合わせた医療を提供しています。

西洋医学と東洋医学を併用し始めた経緯
内科と漢方の研究、臨床経験から2つを組み合わせた治療をおこなっています。

私は富山市で昔から薬局を営んできた家に生まれ、幼いころから漢方に親しみながら育ちました。そして、医学部に進み北里大学の東洋医学総合研究所で研修を受けた際に、大塚敬節先生に出会ったことが医師として漢方(東洋医学)を志すきっかけになりました。

大学卒業後は、富山医科薬科大学の第一内科で主に呼吸器系やリウマチなどの研究と内科の経験を積み、その後同じ富山医科薬科大学の和漢診療科(現・和漢診療学講座)にて漢方医学を専攻。寺澤捷年先生や藤平健先生などに師事しました。臨床でさまざまな疾患や未病に向き合う一方で、和漢薬の抗炎症作用(リウマチ)の研究で医学博士を取得しました。このような経緯から、西洋医学と漢方を併用した理想の治療を理念に掲げ、診療に当たっています。

漢方(東洋医学)治療に特に向く症状
更年期症状や冷え性、便秘、肩こりなどは漢方(東洋医学)の得意分野です。

「頭が重い」「疲れが取れない」「イライラする」などの病気の原因がみつからないまでも本人にはつらい症状がある不定愁訴をお持ちの方、病気を複数抱えている方、西洋医学的な治療で副作用が出やすい方、現代的な西洋医学の治療ではどうしても取りきれない症状をお持ちの方などです。

身近なところでいうと、更年期症状や冷え性、便秘、肩こりなどは漢方(東洋医学)の得意なところといえるでしょう。例えば、一般的に西洋医学では肩こりに対し痛み止めや湿布で痛みを一時的に緩和させますが、漢方では異なる医学体系から診察しアプローチしていくことが可能です。

漢方による診察のポイント
望・聞・問・切診でていねいに診察し、証を見極めていきます。

漢方薬を処方する際は、西洋医学の診断にはこだわらず、漢方の診察・診断をするように試みています。具体的には、四診(望・聞・問・切)をおこなっていきます。顔色や姿勢などを診る望診、声の調子や匂い、聴診器で音を確認する聞診、患者さまの自覚症状などをていねいに聞いていく問診、脈を診たりお腹を触ったりする切診、これら四診から総合的に判断していきます。

よく陰陽五行や気・血・水といった言葉を聞かれるかと思いますが、漢方(東洋医学)はそれらの組み合わせで診断していくことを基本としています。四診の結果、どういう異常があるのか?病気の深さはどれくらいか?気・血・水の流れはどうか?体力があるのかないのか(虚実はどうか)?そういったことを指標にして、証を見極めて方剤(薬剤の調合)を決めていきます。そしてその後、当クリニックでは念のため西洋医学的な検査もおこない西洋医学的な診断による確認もおこなっています。

病診連携について
富山大学附属病院、富山県立中央病院など、富山市内の病院へスムーズにご紹介します。

当クリニックでは病診連携に力を入れており、富山市内の公的な病院と連携しています。当クリニックで検査・診療の結果、必要があればご紹介いたします。

具体的には、富山大学附属病院、富山県立中央病院、日本赤十字社富山赤十字病院、富山県済生会富山病院、富山市立富山市民病院、富山市立富山まちなか病院などになります。